オカッパリ攻略(傾向&対策)

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いまや琵琶湖(特に南湖東岸)にシークレットスポットなんて存在しません!誰でもそのスポットに入ることができ、誰にでもビッグバスを手にするチャンスがあります。そこで重要なのは、その時々の状況を判断しながら、どのスポットにどのタイミングで入り、どうやってその魚にアプローチするかだと感じます。そのためにはフィールドに足繁く通い、レイクの状況や微妙な変化を感じ取っておかなければなりません。そして何日も何日もボーズを喰らい、やっとアジャスト出来るのです。
そんなボーズマン(笑)の過去の釣行から、少しでも”傾向と対策”のヒントを得ていただければ幸いです。





< カバー&ストラクチャー >

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ここでは、カバーは”魚が身を潜める場所”、ストラクチャーは”地形の変化”として考えます。まず、琵琶湖(特に南湖東岸)で攻略しなければいけないカバーは、辺り一面を覆う水生植物のグラス系カバー。バスが物陰に身を置く習性がある以上、無視できません。このカバー周辺には、たくさんのベイトフィッシュが集まり、それを追ってバスが入ってきます。水面に浮かび視覚で分かるものもあれば、水中に沈み一目では分からないものもあります。その他にも、ブッシュやレイダウンなどのウッド系カバー、また橋桁やリップラップなどのハード系カバーも点在します。どのカバーにもバスを釣るチャンスはあるので、順番に撃っていき状況の良いカバーを選ぶと良いでしょう。
次にストラクチャー(地形変化)を意識します。一般的なストラクチャーの例として、ブレイク(かけあがり)、岬、ワンド、ハンプ、浚渫などがありますが、南湖東岸オカッパリは”シャローフラット”と”ミオ筋”がメインです。ただし、この2つの比率は前者99%、後者1%ほどで、ほとんどが水深1~2mほどのシャローフラット。そんな中、船が通るための水路の深みを意味するミオ筋は貴重な変化であり、時に爆釣に繋がるチャンスがあります。これらは、水門、漁港前、船着き場周辺で見つけることができます。これ以外にも、凹凸などの小さな変化を発見できれば、そこは間違いなくご自身だけのハニースポットになるでしょう。
ちなみに私自身、長い間カバーだけを意識して釣っていましたが、ストラクチャーを意識し始めてからは劇的に釣果がUPしました。こんな感じでカバーとストラクチャーの2つの要素を組み合わせながら、エリアを絞っていくと釣果に結びついてくるはずです。





< 状況判断 >
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近年の琵琶湖オカッパリは、カバーとストラクチャーだけを意識してもなかなか釣果に結びつかない事が多い。そんな時は、プラスαの条件を組み合わせていく必要があります。その条件の例として、天気(晴れ、雨)、風、気圧、水温、水質、水位、水の流れ、放水量などが上げられます。
特に南湖東岸は、遠浅のシャローフラットが続くため、日光や風の影響を受けやすい。そのため、水温は温まりやすく冷めやすく変化が激しい。この状況判断ができると、早春のスポーニング絡みのバスや、大きい個体しか動けない冬場のバスを攻略できる。また水質も変わりやすく、雨量の多い日は流入河川から濁流が流れ込み、また田んぼのシーズンは水路から農薬交じりの水が入るので注意が必要です。
そして、何よりも重要なのがベイトフィッシュの有無。ブルーギル、アユ、ハス、ザリガニ、エビ、カエル、ミミズ、昆虫など。ベイトフィッシュがいる場所を探すことが、バスを手にする一番の近道と言えます。また、チャンスは雨の日!ローライト時は、生物たちのプレッシャーも薄れ、ベイトフィッシュが広範囲に散り、バスの活性が上がる傾向にあります。また、雨の影響で水位が上がることにより、シャローにバスが接岸しやくなります。
こうやってバスアングラーは、バスの気持ちを考えながら、常に自然と向き合わなければいけません。

< 傾向と対策 >

過去の釣行を参考に、南湖東岸オカッパリの傾向と対策を検討ください。また下記以外の釣果情報は、エリアごとに詳細をまとめた『各エリア情報』のページをどうぞ!!

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<エリア>山寺川、<スポット>河口域、<時期>3月中旬、<ルアー>RC 1.5(現RTO1.5) 、<タックル>ロッド:7’0ft M(グラスコンポジット)、リール:ローギア5.8:1、ライン:フロロカーボン14lb

水門前のシャローフラットをクランクベイトで広く探るとヒット!キーは、ミオ筋に点在するボトムのウィードにコンタクトさせることだった。その後バイトは止まらず、たった1時間で5フィッシュをキャッチした!!

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<エリア>国道一号線、<スポット>葦林前、<時期>4月下旬、<ルアー>ラバージグ1/2oz 、<タックル>ロッド:7’3ft MH、リール:エクストラハイギア8.5:1、ライン:PE56lb

葦の際をひたすらラバージグで撃っていく。周辺よりも少し深さがあるポイントで、ジグ着底後にバイト!!エクストラハイギアのリールとPEラインを使うことで、一瞬でバスを引き抜くことに成功した。

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<エリア>烏丸半島北、<スポット>水生植物公園周辺、<時期>5月下旬、<ルアー>テキサスリグ3/8oz、<タックル>ロッド:ZENAQ BLACKART B-3.5 Bottom Sensor (6’8ft MH)、リール:エクストラハイギア9.1:1、ライン:フロロカーボン16lb

沖にスイムベイトをキャストし、巻き続けるも反応なし。足元のリップラップでザリガニを発見し、すかさずフラッピンホッグのテキサスリグをいれるとバイト!!リップラップに濃いグラスカバーが絡むエリアで反応が良かった。

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<エリア>志那南、<スポット>石積前周辺、<時期>8月中旬、<ルアー>テキサスリグ3/8oz 、<タックル>ロッド:7’3ft H、リール:エクストラハイギア8.5:1、ライン:フロロカーボン16lb

足元の護岸沿いに広がるウィードカバーの中をテキサスリグで攻める。すると、ボトム着底後にバイト!!55㎝ & 6lbオーバーのナイスバスをキャッチ。この日は、風の当たる水通しの良いエリアにバイトが集中した。

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<エリア>下物南、<スポット>内湖側水門前、<時期>10月上旬、<ルアー>クリスタルS 1/2oz、<タックル>ロッド:7’0ft M(グラスコンポジット)、リール:ローギア5.8:1、ライン:フロロカーボン14lb

当日は台風が目の前に迫り、強めの風が吹き出す。風裏を狙って内湖へ逃げると水門前でボイル発見!すかさずスピナーベイトを遠投し、ウィードの風裏側を通すとバイト!!上がってきたのは、ロクマル(60mオーバー)のビッグバスだった。

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<エリア>下物北、<スポット>内湖側水門前、<時期>10月下旬、<ルアー>T.D.バイブレーション Type-R、<タックル>ロッド:7’0ft MHクラス(グラスコンポジット)、リール:ノーマルギア6.3:1、ライン:フロロカーボン16lb

夕暮れ直前の下物内湖。高さのあるウィードを探しながら、バイブレーションで中層を巻くもウィードが見つからず。そこでボトムのウィードにコンタクトさせ、リフト&フォールを繰り返すとバイト!!60㎝ & 7lbオーバーのビッグバスをキャッチ。バイブレーションをゆらゆらとシミーフォールさせて、ボトムにタッチする直前のバイトだった。

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<エリア>平湖、<スポット>水路前、<時期>12月中旬、<ルアー>RC(現RTO) 1.5、<タックル>ロッド:7ft Mクラス(グラスコンポジット)、リール:ローギア5.8:1、ライン:フロロカーボン14lb

岸と並行に水路沖へシャロークランクベイトをキャスト。ブレイクに絡むリップラップに当てた瞬間にリアクションバイト!50cm & 5lbオーバーのナイスバスをキャッチ。初春や晩秋の少し寒い時期に、温まりやすいリップラップでリアクション狙いのクランキングはGood!!